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トンボのおはなし

ども、制作部の前田です。

 

また、今さら的なお話しですが、一応書いておきます。

 

今回は、トンボの話です。

とはいっても、昆虫では無く印刷用語であるトンボの話!

 

弊社では印刷用に面付け(殖版)をする際、インデザインを使用しています。

画像枠を面付け(殖版)分設定して、画像枠の中でセンタリング(中央)で貼るようにしております。(この辺はわからなくても大丈夫!)

この際、イラストレータ(拡張子がaiのファイル)ドキュメントサイズの中心

PDF(拡張子がpdfのファイル)プロパティ内のページサイズの中心で面付けされます。

 

内輪の話になりますが、adobe CC が普及して、以前のeps形式が減っていき、PDF形式での入稿が増えていく中、面付けをする際にちょっと手間のかかることが出てきました。

前述のとおり、PDF(拡張子がpdfのファイル)はプロパティ内のページサイズの中心で面付けされるのですが、

アプリケーションの仕様によって、下記のようにトンボの中心がページサイズの中心に来なくなることが起きます。

文書のファイル名がトンボの外側に付けられてしまい、トンボの中心が若干、下に寄ってしまっています。

(*_*) マイッタ

このまま気がつかず、面付けしてしまうと事故へとつながります。(T_T)

また、PDFファイルは弊社内で加工の出来る物と出来ない物があります。

過去のブログにあった、windows上で作成されたフォント埋め込みされたPDFは、弊社内(mac環境)では加工(編集)することができません。

従って、この場合の面付けは、目視によるものになります。

 

なので、極力ドキュメントやプロパティの中心とトンボの中心が同じになるようなファイルの作成をお願いいたします。

<m(__)m>

 

 

 

 

 

 

あと、よくあるイラレデータのはなし。

トンボは付いているのだけど、仕上がりアタリの矩形が無くなってしまっているもの。(アピアランス分割されている状態で!)

これ、データ開けてはみたものの正確な寸法がわからないんです。

ダイレクト選択ツールで内トンボをコピペして……………………です。 ちょっと作業しないといけません。

その際、データをいじってしまうので、事故にもなりかねません。

 

 

 

なので、

下記の方法を推奨しております。

 

 

 

イラレの場合

ドキュメントを仕上がりサイズで設定、(塗り足しがある場合はドキュメント設定で、塗り足しを3㎜にしてください。)

ドキュメントサイズと同じ矩形(面・線とも塗りなし)を作成(このとき矩形は2つあると後々便利です)、効果、トリムマークを選択します。

トンボがつきます。(この状態だと、トンボをつかめません!)

オブジェクト、アピアランスを分割を選択

トンボがつかめるようになります。

このとき矩形が一つだとトンボ作成に矩形が使われてしまい、仕上がりアタリが消えてしまいます。

なので矩形を2つ用意しておき、一つはトンボ、一つは仕上がりアタリにしておくと便利です。

 

 

 

糸冬

 

 

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